「主体的」であることは成長する過程でかなり重要。
「主体的である」とは、「人間として自分の人生に対する責任をとる」ということ。
自分の人生の主役は自分であり、どんな人生にするかを決めるのは自分以外の誰でもない。
この「主体性」が無い人は、自分でやる全てのことに責任を持たない為、周りの環境のせいにする。
しかし、よく考えて見て欲しい。
全て自分が納得した上での行動では無いのか?
どんなに周りの環境が影響して起こした行動も、最終的にその行動を起こすと決めたのは誰か。
最終的に自分が決断して起こした行動は、自分で責任をとるべき。
これは、ただ自分で責任をとることが美しい行動だと言っているのではない。
この「自責思考」が、自分自身を成長させてくれる大きなきっかけになるのだ。
好きだった子に振られてしまったら、自分の魅力を分かってくれなかった相手のせいにするのではなく、なぜ相手は振り向いてくれなかったのか、どうすれば振り向いて貰えたのかを徹底的に分析して改善する。
仕事でミスをしてしまったら、誰かのせいにするのでは無く、どんな状況であれ、上手く立て直せなかった自分に少しでも問題があるのではないか、であればどこを改善すればいいのか、と考える。
どちらの例でも共通しているのは、同じ結果でもその先に解決策が見出せているということ。
周りの環境のせいにするとそこから何も進まないのに対し、自分に焦点を合わせることで、多くの原因が見つかって、それが解決・成長のきっかけになる。
この繰り返しで、人は強くなる。
強い人は、必ず多くの失敗を乗り越えて何度も成長してきている。
そしてその根本にはこの「考え方」が存在している。
だから強い。
今よりももっと強い人間になるために成長したい。
そう思うのならまずは、今回の【「他責思考」→「自責思考」】の考え方を徹底する事から始めよう。
そこから成長は始まっている。
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